
ドミニク・ラピエール Dominique Lapierre(1931年7月30日 - 2022年12月4日)原作の同名小説が原作。
米国人医師のマックス。一人の少女の命を救えなかったことに絶望し、医師を辞めてインドのコルカタにやってくる。そこは「City of Joy」と呼ばれる、スラム街であった。パスポートを紛失し路頭に迷うマックス。街で診療所をひらく白人女性ジョアンに助けられ、成り行きから診療所を手伝うことになる。あるとき難産の女性を診療し、無事に男児の出産に成功した。医師は辞めるつもりであったマックスであったが、徐々に人生の意味を見つけ出してゆく。そこには、リキシャの車引きハザリーと彼の一家が関わっていた。
インドの混沌の中に米国人が迷い込むわけであるが、米国人の挫折をはるかにしのぐ厳しい現実があった。街を仕切るマフィア、賄賂で動く警察。地方から出てきて貯えもないハザリーは、娘の結婚の持参金づくりに、命を懸けて車を引く。




恵まれた環境で、些細なことに悩んだら(些細なことである事に気づいてすらいないかも知れない)インドに行く。自分はそう思う。撮影は実際にコルカタ(カルカッタ)で行われた。30余年前のコルカタ、その臨場感は本物。感動する、素晴らしい映画だ。