職場のチャイニーズアニキが推し推しなので見に行った。ビックリした。これは凄い。

現在のところ特別上演で、中国語字幕と英語字幕のみ。大筋としては小僧が成長し、戦いに挑むという内容です。日本人に分かりやすく説明すると、ドラゴンボールを一億倍くらいスケールアップした感じ。ただその画像処理、音響処理、ただのアニメじゃない。途方もない没入感を感じさせる大作なのである。映像美とキャラクターの動きは、今まで見たものの全てを上回っている。
自国映画作成と海外映画上映に制約が多い中国であるが、才能ある人は多くいるはず。作品は完全に中国国内で制作され、138のアニメーション会社と4000人以上のスタッフが作品に携わったそうだ。官製アニメによる世界への殴り込みである。おそらくその10倍を超える才能ある人々が、次の出番を狙っているに違いない。
2025年3月20日現在の数字であるが、世界累計興行収入は4週間余りで145億元(約3000億円)。『インサイド・ヘッド2』『ライオン・キング』『アナと雪の女王2』を超え、アニメ映画の世界歴代興収1位を獲得。3月15日時点で実写を含む世界歴代興行収入ランキングでも『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抜いて5位となったそうだ。すげ~
海外旅行をしていると、日本のアニメが好きだと言って「NARUTO」「ワンピース」「鬼滅の刃」など、メチャメチャ語ってくる人に会う。それはタクシー父さんだったり食堂アニキだったりする。自分はそれら(アニメ)に詳しくないのだけど、言われればありがとうとお礼を言います。でもそれは、これから中国アニメに取って代わられるのかもしれない。真剣にそんなことを考えた映画でありました。
2025年4月4日から、日本語字幕付きのバージョンが上演されるそうだ。顔認証システムを面白おかしく表現したラストなど、実際に運用されている技術を前提としてて、可笑しみを得られるぞ。