ベニチオ・デル・トロ Benicio del Toro の主演作について、其の二。こちらも紛争地に巧妙に適応し、生き抜くさまがどうも気になるので。

メキシコ麻薬カルテルを殲滅させるため、特別チームに指名されたケイト(FBI捜査官)。謎のコロンビア人と共に、国境付近での極秘任務に就く。しかしそれは法の裁きも及ばない、極悪現場だった。多くの人がいとも簡単に命を落とす現場を見て、ケイトの精神は揺らぎ始める。合法的に取り締まる方法はあるのか。ケイトの不安を他所に、謎のコロンビア人は独自の行動を進めていく。悪に手慣れた様子のコロンビア人の正体は?ケイトは生還できるのか?


アレハンドロは、非合法なやり方で事態を収拾させる。そしてそれが合法なものであったとケイトに迫るのだ。紛争地なりの方法があり、決まりばかり守っていては解決しないこともある、そんなことを描く作品だ。そしてベニチオ・デル・トロの存在感がすごい。彼がいるだけで紛争地の状況が伝わってくるようだ。