主演 レオナルド・ディ・カプリオ
フランス詩人アルチュール・ランボーと、同じく詩人のポール・ヴェルレーヌ。二人の破滅的な愛と魂の交感を描き出す作品。
レオナルド・ディ・カプリオは、非常に多くの作品に出演しているが、個人的にはこの映画が最も好きである。自分の中で、レオ様の代表作である。大胆で情熱的な若き詩人ランボーを演じ、年上の妻子持ちを翻弄する。戸惑いながらも堕ちてゆく、ヴェルレーヌ。こんな自然な表情をして、レオ様は何を思うのだろう。
ちょっと長めの映像。美しいレオ様をたっぷりどうぞ。
さて、この映画の監督は女性である。職業に性別を持ち込むのが良いとか悪いとかではない。しかし、どこから見ても美しく、背徳感たっぷりで、ものすごくエロいのに罪悪感を感じない、ずっと見ていたい世界。そう、背徳感たっぷりなのに罪悪感を感じない、この世界を描けるのは女性の能力だ。
監督アニエスカ・ホランドは、ポーランド・ワルシャワ出身の映画監督、脚本家である。ポーランド語での発音は、アグニェシュカ・ホラントとなるそうだ。欧州ばかりでなくハリウッドでも活躍し、戦争や政治を取り上げた作品が多い。
