
基本は爺さんが、ヨレヨレになりながら歩き続ける話なんですが・・・英国人の国民性なんでしょう、彼を止めたり連れ戻したりしない、出会う人がそれぞれのやり方で彼を応援するのです。「心配だが、自分は貴方を応援する」その基本姿勢が素晴らしいのです。まずそこに感動するのです。日本だったら・・・迷惑だから家に連れ戻すって、なってしまいませんか?
退職して妻と静かに暮らしていたハロルドの元に、ある日手紙が届く。それは以前働いていたビール工場の同僚女性クイーニーからであった。クイーニーは末期のガンでホスピスにいて、命がもうすぐ尽きそうだという。返事を書いたハロルドは、手紙を投函するために外出するのだが、突然気が変わってクイーニーに会いに行く!徒歩で!800km彼方まで!
唐突で無理やりの展開なのではと最初思ってしまうのだが、ハロルドの行程が進む過程で理由が明らかになっていく。辛くても生きていくというのはどういうことなのか。

ハロルド・フライを演じる

モーリーン・フライを演じる
「マリーゴールドホテル」にも出てた

デイビッド・フライを演じる

個人的に素晴らしい役どころと感じた。道中ハロルドを助ける移民の医師・マルティナを演じる。
個人の意思を尊重するのだけど、そんなに奔放でもない。相手の立場を思慮する会話もできるけど、自分の意見もきっちり述べる。英国人とはこういう人たちなのかなと思いを馳せることが出来ます。感動作です。