それは全く、クリスマスだから正直になってしまう人々の集まりで。そこには途方もない数の愛愛愛・・・が交錯していたのでした。行動せずに否定しちゃもったいない。伝えなきゃ分からないことが、世の中には沢山あるのです。
登場人物は大変多いのですが、全員が主人公なので説明するのが難しい。時に過去を思い出したり、未来を想像したり、どの愛にも思い入れを感じて心が揺さぶられるのです。舞台はクリスマスを迎えるロンドン。みんなの愛が同時進行でつながりあう。これは大人の群像劇か?
英国人は人間関係に対してノリノリ、ではない。大変慎重で、言葉の裏も考え、深く深く考えるようだ。懐に入って行く前に一時停止しそうになるところなど、日本人にも理解しやすい行動をとるのかなと思われた。一方で、ポルトガルの人々の乗りの良さと言ったら。関係ない人も、その場にいただけで関係者になるのだ!
英国の人気俳優が大挙して出演している。全部紹介できないので、4名を。
英国ってどんなところ?という想いに応えてくれるかもしれない。英国で最も人が交錯するであろう、ヒースロー空港。空港で始まり空港で終わる。愛と旅は親和性があるのかも。