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『どん底作家の人生に幸あれ!』The Personal History of David Copperfield

2019/116分/製作国 イギリス アメリカ合衆国

ひいきの俳優・デヴ・パテル、空想癖があり言葉に敏感なデイヴィッドを演じる。2018年2月、アーマンド・イアヌッチがチャールズ・ディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』を原作とした新作。

チャールズ・ディケンズ Charles John Huffam Dickens
生誕 1812年2月7日 イングランドハンプシャー州・ランドポート
死没 1870年6月9日 イングランド・ケント州・ギャッズヒル
職業    小説家
国籍    イギリス
代表作    『オリバー・ツイスト』(1838年)『クリスマス・キャロル』(1843年)『デイヴィッド・コパフィールド』(1850年)『二都物語』(1859年)『大いなる遺産』(1861年

デイヴィッドは、そこそこ裕福な家庭に生まれるが、父亡き後の養父とその姉に辛く当たられ、貧しい家にあずけられて工場勤めを始める。二転三転するデイヴィッドの人生であるが、講演会で自身の小説を語りながら物語は終始する。

不思議ちゃんが大勢出てくる映画である。1800年代の英国はこうだったのかなと、風景や建物の作りこみが趣深い。それにしても、デヴ・パテルはいい俳優だ。ほんの少し寄り目の視線、ほんの少しガニ股で走るところ、もう愛おしくて仕方ない。この映画の時点で29歳のデヴ・パテル、スクリーンに映る自分を良く理解している(客観的に見られている)気がする。俳優としての天性の能力か。制作国・英国の映画に多く出演しているが、英国人の見るところのインドのイメージから脱出した役を得たかなと思う。

デヴ・パテル

ロザリンド・エレアザール

モーフィッド・クラーク この映画では不思議ちゃんNO.1

古典をポップに描いた素敵な作品でした。

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