台湾人民同盟の革命家ホイ・マンギョン/許文強(レスリー・チャン)、労働者だが三合会指導者を夢見るティン・リク/丁力(アンディ・ラウ)、三合会のリーダーの娘、フォン・チンチン/馮程程(ニンジン)。
許文強は日本の侵略者と戦っている。船上の銃撃戦で重傷を負った許文強は、上海の海岸に流れ着く。瀕死の許文強を発見した丁力は、彼を自宅に連れ帰り手当をするのであった。丁力は、馮程程に恋心を抱いており、接近するために手を尽くしていた。しかし馮程程をめぐり、許文強と丁力は対立するのであった…
1920年代の上海租界を舞台とする。1980年にチョウ・ユンファが主演した香港の連続テレビドラマ『上海灘』1996年にリメイクしたもの。日本軍が悪者として描かれているので、基本的な歴史背景を学んでから見たい映画だ。もちろん出演者の圧倒的な存在感は素晴らしく、ただそれを見るだけでも価値がある。