マーゴット・ロビー目的で見に行った。割と単純な気持ちだったのだが、良くも悪くも違っていた。キラキラ・きゃぴきゃぴ映画、ではない。内容は相当辛口で、風刺に富んでいる。だいたいオープニングから、子供たちが怖いのだ。
突っ込みどころ満載の世界地図が出てきて、これは、ベトナムやフィリピンで批判があったとのことだ。ベトナムでは上映中止、フィリピンでは一部修正のうえ上映となったと言われている。実はこの映画はフィリピンで鑑賞したのだが、修正前のオリジナルを見てないので、残念ながら比較ができない。ただ思う所は「米国にしてみるとアジアってこんなもん?」と、若干斜めの視点になったのは事実である。
マーゴット・ロビーは素晴らしい俳優である。確信をもって演技している強さを感じるのだ。2022年公開映画『アムステルダムAmsterdam』『バビロンBabylon』も必見である。このブログの過去ネタに挙げてあるので、良かったら見てほしい。