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時々映画のこと

『バグダッド・カフェ』原題:Out of Rosenheim 英題:Bagdad Café

1987年   西ドイツ/アメリカ合衆国  91分(オリジナル版) 108分(再編集版)

米国ラスベガスを目指して旅行中のドイツ人夫婦。車中でケンカになり、妻のジャスミンは車を降りてしまう。しかしそこは広大なモハヴェ砂漠。辿り着いたのは「バグダッド・カフェ」。ガソリンスタンド・カフェ・モーテルを経営する、砂漠の中のさびれた一軒家だった。

バグダッド・カフェ」の女主人ブレンダは、何事も上手くいかなくて常に怒っている。夫は家出。そして、店員なのか客なのか居候なのか、何とも判別のつかない極めて個性的な人たちが、「バグダッド・カフェ」で何となく時を過ごしているのだった。

ジャスミンは、勝手にホテルの清掃や子供の世話を始める。最初は疑惑の目で見られていたジャスミンであったが、やがて彼女の存在が「バグダッド・カフェ」を変えていく。

ジャスミンを演じる、マリアンヌ セーゲブレヒト Marianne Sägebrecht
1945年8月27日- シュタルンベルク(ドイツ)出身

ブレンダを演じる、CCHパウンダー CCH Pounder 
1952年12月25日- 英領ガイアナ出身、アメリカ人

ルディ・コックスRudi Coxを演じる、ジャック・パランスJack Palance
1919年2月18日-2006年11月10日 米国ペンシルベニア州出身

カフェの店員を演じる、ジョージ・アギラールGeorge Aguilar
1952年12月31日- 米国オレゴン州出身

これは、大人のファンタジーと言うべきか。ジャスミンに想いを寄せるルディであったが、ジャスミンの最後の返事は「ブレンダに聞いてみる」。何だか良く分からないけど、メチャメチャ感動する映画。一緒に手品をする、ジャスミンとブレンダの表情と言ったら!とにかくホンワカ見て、最後に幸せになれる映画。

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